料理アクティビティが認知症の予防に!
みなさん、こんばんは。崖っぷちのOT林です(@tyahan56)
料理をすることが認知症の予防になると耳にしたことがあるでしょう。
料理をアクティビティとして取り入れている施設もたくさんあると思います。
管理人も以前、老健で調理動作の再獲得のために利用者ともに実践したことがありました。
ただ当時の私は料理の経験が乏しく、利用者からのアドバイスを聞きながら調理を行うという状況でした。
なので最近、料理の腕を上げるべく、週1回料理当番を入れることになりました。
YouTubeって料理をする動画が多いので、本当に勉強になります。
ちなみに私がよく見ているのはクラシルというサイトです。
真上から撮影しているため、料理の作り方を簡単に、かつ短めにサクッと流れを確認できるのはありがたい!
さて、本日は認知症 料理を用いた関わりについてお話します。
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認知症 料理を用いた関わり
重要だと思える点を下記の様に挙げてみました。ご参考になれば幸いです。
※認知症ライフパートナーのテキストを参照。
・調理作業は両手を用いた動作であり、素材や調理器具の把持・保持など、調理動作にはそれなりの筋力や協調動作、前庭覚、深部感覚、空間知覚が必要。
嗅覚や味覚などの特殊感覚や温冷覚などの皮膚感覚を総動員することもある!
・「食べる」→生命維持に関する行為。
中枢神経の反応によって引き起こされる本能的な欲求に基づく。→満たたれば高次の欲求が生まれる。
・身体の空腹だけでなく心の空腹をも満たせる。
・料理の効果は可食可と保存にある。
心身の基本的能力とその応用的能力、社会的適応能力を維持・改善するといった効果がある。
・食べることの効果は栄養の補給。
食に関する基本的欲求の充足やストレスの発散、気分転換、お互いの関係を確かめる手立て。
・料理は完成させることが目的ではない!回想の手段となるような献立を考える。
・盛り付け・改善→料理の仕上げ。美味しく食べてもらい、喜んでもらえることは自己有用感として所属感につながる精神的な満足が得られる行為
。
・対象人数は、5~6人がベスト。
多い場合は、複数のグループに分けると良い!
・料理をアクティビティとして用いる場合、料理技術の習得としてではなく、レクリエーション的な活用になる!
最後までお読み下さりありがとうございました。
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