メリークリスマス♪
みなさん、こんばんは。
崖っぷちのOT林です。

今日は、認知症ケアにおけるコミュニケーションの7つのうち5番目の対象者の生活機能とその思いを「知る」の続きをお話したいと思います。
※公式テキスト認知症ライフパートナーを参照。

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認知症ケアにおけるコミュニケーションの7つのコツ

①自分の態勢を「整える」
②治療・援助者が希望を持ち「まなざす」
③希望というまなざしを向けて「共にある」
④対象者の心の開きを「待つ」
⑤対象者の生活機能とその思いを「知る」
 1.聴く
⑥その思いを言葉に頼ることなく「伝える」
⑦正しく伝えるために言葉で「話す」

以上の7つが認知症ケアにおけるコミュニケーションのコツです。

対象者の生活機能とその思いを「知る」4つのポイント

次のように、対象者の生活機能とその思いを「知る」4つのポイントがあります。

「知る」4つのポイント

「聴く」※クリックすると該当ページに飛びます。 
②「観る」
③「集める」
④「読む」

前回は①「聴く」のことを説明しましたので、今回は②~④について話したいと思います。
 

対象者を知るための「観る」


対象者の話し方、表情、姿勢、態度、行為、動作などの運動系や自律神経系の変化に、「身体の表情」として表出されます。
自律神経系の変化というのは、瞳孔、心拍、血圧、消化器系、排尿、呼吸、発汗などの変化をいいます。

身体の表情というのは上記だけでなく、下記の項目も身体の表情です。

まだある!身体の表情

・身体的特徴…体型、体格、容姿、体臭、肌の色など
・身体的外観…年齢、性別、体型、背丈、皮膚、髪など
・身体加工…化粧、髪型、整形、タトゥーなど
・顔…顔立ち、表情
・目…視線、アイコンタクト、まなざし
・動作・行為…姿勢、身振り手振り、態度、動作、行動。
・接触行為…なでる、打つ、抱く、触れる、握手など

これらも非言語的コミュニケーションが媒介となって成り立つわけですね。

「観る」コツ

「観る」コツとしては、対象者の話し方、表情、姿勢、態度、行為、動作などの身体の表情を客観的に判断し把握する過程は、「観る」者の感受能力、分析能力、判断能力によって、得られる情報(観察結果)は異なってきます。
つまり、観る者の知覚、感覚、認知などの感受機能のありようが問われるということです。主観的判断が影響しやすいことも忘れてはなりません。

 

対象者を知るための「集める」

これは、他職種や他部門や機関で収集された情報を得ることです。

 

対象者を知るための「読む」


面接で聴いた内容をストーリーとして組み立ててみると、不明な点がより明確になってきます。一人の人がどのような人生を送って今に至っているのか、得られた情報をライフストーリーとして紡ぎ直す作業です。
ライフストーリー:生育歴、生き方、職歴、既病歴など個人の今に至るまでの事績を物語のように整理した記録。

具体的には、以下のとおりです。

①どんな家族的背景だったか?
②どんな環境で育ち学んだか?
③何がきっかけで病気が始まったのか?
④その始まりはどんな状態でどう対処されたか?
⑤学校は?勤務経験は?
⑥心身はどういう状態か?普段の生活への支障は?
⑦一日の過ごし方は?
⑧他者とのコミュニケーションは?
⑨今後の生活は?
⑩住まいや生活費用は?
⑪関係のある周囲の人達はどのような思いなのか?

…といったことを整理してストーリーを組み立てていくのです。
 

さいごに

対象者の生活機能とその思いを知るためには、対象者の日頃の様子をしっかり観察する姿勢を持つこと。
普段の生活状況を詳細に把握するためにも、他職種や他部門から情報を収集し、対象者の全体像を把握すること。
対象者はどんな人なのか?どんな生き方をされて今に至っているのか?これまでに得られた情報を元に、ライフストーリーを作ること。

次回は、「認知症ケアにおけるコミュニケーション6番目のその思いを言葉に頼ることなく「伝える」」の話についてお伝えしようと思います。
 
最後までお読み下さりありがとうございました。
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