糖尿病の人はふくらはぎがつりやすい?

「今日は足をよく使ったな~!という日に就寝する時に、もしかすると足がつるかも?と予測できると思います。しかし大人になると日常茶飯事になる傾向があるため、こむら返りは軽視されがちなのです。

頻繁につる、長時間にわたって痛みが緩和されない場合、原因を疲れだけに留めるのは考えものです。場合によっては、閉塞性動脈硬化症が関係しているケースもあります。
閉塞性動脈硬化症は中年男性に多い病気で、下肢の血管が詰まり血流が悪くなっている状態を言います。

その理由は高血圧や喫煙、糖尿病などの生活習慣にあります。単純に考えても、動脈硬化が原因で下肢の血流が著しく悪化した状態ですから、全身の血流が滞ってしまうことは予測がつきます。
特に糖尿病の人は要注意のようです。

シャキ!

ここでは、閉塞性動脈硬化症とこむら返りの関係についてお伝えします。

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閉塞性動脈硬化症が原因でふくらはぎがつる?


閉塞性動脈硬化症の初期症状では下肢の冷えや痛みを感じることがあるのですが、実は、閉塞性動脈硬化症を裏付ける症状として「こむら返り」が挙げられているのです!もし長時間続く、また頻繁に起こるのであれば、閉塞性動脈硬化症の徴候だと疑ってください。たかが一過性のこむら返りと思って甘くみていてはいけません!

閉塞性動脈硬化症は放っておくと、歩行が困難になったり下肢が壊疽したり、最悪の場合死に至ることもあります。ちなみに世界のデータによれば、閉塞性動脈硬化症で死亡したケースは5年で30%、10年で約半数という結果も出ています。単なるこむら返りだから大丈夫と過信せず、頻繁に起こる、あるいは長時間続くようであれば早めに受診しましょう!

閉塞性動脈硬化症の発症リスクが高い人

以下のような要素を持っている人は、発症リスクが高いので要注意です。

  • 喫煙者
  • 高血圧の人
  • 糖尿病
  • 肥満
  • 男性

閉塞性動脈硬化症は全身の血管でも動脈硬化を引き起こすケースもあり、例えば冠動脈疾患が合併してしまう人は3割脳血管障害の合併は2割と報告されています。したがって上記の発症リスクを持っているのであれば、合併症を引き起こしやすくなります。

閉塞性動脈硬化症は生活習慣の影響により発症リスクが高くケースがあるので、心当たりがある人は閉塞性動脈硬化症の原因を1つずつ排除していくようにしてくださいね。

 

糖尿病の人はふくらはぎがつりやすい?


閉塞性動脈硬化症の発症リスクが高い一つに糖尿病が挙げられています。つまり、糖尿病の人はつりやすいということです。これは糖尿病が血流悪化や神経障害を引き起こすと考えられているからです。

糖尿病は血糖値を調整するインスリンが不足することは有名ですが、そのインスリンが不足することによって、いつも血糖値が高くなってしまう病気です。この血糖をよく燃料に例えられるのですが、この燃料が全身の細胞に十分供給されていない状態が糖尿病を言います。

糖尿病の三大合併症と言われている、”糖尿病性神経障害”、”糖尿病性腎症”、”糖尿病性網膜症”があります。また全身倦怠感や動脈硬化、微小血管の障害、神経障害、腎症など、様々な合併症を引き起こします。
なかでも神経障害がもっと早く出現するのですが、最終的には血液循環が悪くなり、壊疽(壊死に陥った部分が腐敗した状態)にまで発展します。だから血行不良と神経障害により、ふくらはぎがつりやすくなるわけですね。

まだ医学的にも解明できていない部分があるのですが、重視されているのはやはり血流の悪さでしょう。特に肥満体型の人は過食や運動不足、ストレスなどが引き金となって糖尿病にかかりやすいようです。1日1回以上、こむら返りの症状が出ている人は、糖尿病の可能性が高いので、そのまま放置せずに医師の診断を受けてみてくださいね。

肥満体型の人は、バランスの取れた食生活や適切な運動を行うことをオススメします。2型糖尿病を持っている方で、食事と運動だけでよくなる患者が60~70%に及ぶと言われています。
運動をすることでインスリンの働きがよくなり、血糖を下げる効果が期待できますからね。
 

さいごに

男性に多い閉塞性動脈硬化症ですが、危険因子を持っている人であれば誰でも発症する可能性のある病気です。閉塞性動脈硬化症を見過ごしてしまうと、歩けなくなるばかりか、最悪は足切断、死亡に至る怖いものだと留めておきましょう。

 
最後までお読み下さりありがとうございました。
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