
ひまし油でイボを取る?
ひまし油って聞いたことがありませんか?
ひまし油にはイボを取るという効果が昔から言われてきました。これは、日本でも昔から親しまれてきた植物の種子を原料とする油です。
トウダイグサという植物の種子であるトウゴマが、ひまし油の原料となっています。
ひまし油の使い道ですが、便秘をしている時にコレを飲むと、ドッサリ!というほど凄い力があるようですよ。

ここでは、ひまし油が首イボに良い訳を説明しています。
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なぜ、ひまし油が肌に良いのか?
ひまし油と重曹を混ぜたものがカソーダと呼ばれています。
カソーダといえば、ほくろやシミ、ニキビ、あざを取ったり消したりするのに必要不可欠なアイテムです。
そんな肌トラブルをカソーダで改善できるのは、ひまし油に含まれている脂肪酸の働きのおかげなのです。
シミやあざのような痕にひまし油を塗ると、薄くなっていく効果があるのは脂肪酸の作用によるものなんですね。
実は、ひまし油に含まれる脂肪酸には次のような代表成分があります。
・パルミチン酸
皮膚を保護したり、肌の細胞を活性するビタミンAを安定化させる。
・オレイン酸
人の皮脂に最も多く含まれる成分で、肌の脂肪酸と似た組成を持つ。
酸化しにくい脂肪酸の働きで水分の蒸発を防いで乾燥から肌を守る。
・リノール酸
肌のバリア機能を高めて乾燥や角質硬化を防ぐ。
・ステアリン酸
肌にうるおいと柔軟性を与え、肌をやわらかくする。
ひまし油を使うとピーリング効果があり、規則正しいターンオーバーを促進させてくれます。
このサイクルを根気よく続くことで、シミやあざなど肌トラブルを改善していくわけですね。
ところが、このひまし油と重曹で混ぜたカソーダというのは、独特の臭いや感触に抵抗を感じる人も少なくありません。
使ったことがある人なら分かるかと思いますが、あの臭いがヒドくて使うのに本当に勇気が要るのです!
もともと内臓機能を整えるのに良いとされているひまし油ですが、他の用途にも使われてきました。
現在では、マッサージや湿布などの目的に使われているほうが多いようです。
そんなひまし油には非常の多くの効能があると言われていますが、アメリカの食品医薬局ですら、まだまだその働きの全てを把握しているわけではないそうです。
何千年も前から人間の役に立っていながら、未知数の高い成分というわけですね。
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ひまし油でイボを取る方法
胃腸の機能をスムーズにする以外のもう一つの利用法は、ひまし油でイボを取ることです。
そもそもイボができる原因にはいくつかあります。
加齢によって出来る場合、紫外線によって発生する場合、皮膚の角質が落ちずに突出してしまった場合などの原因がありますが、皮膚が薄い場所にはどこにでもできてしまうのがイボの特徴です。
ひまし油が首のイボを取るのに役立つのが、抗炎症や鎮静効果によるものかもしれません。
楽天市場のレビューには、このように記載してありました。
シミとイボが取れた
以前はひまし油と重曹で自分で作っていたが、今回は市販品を試してみた。日焼け後のシミや加齢による首イボが大体2週間で取れる。ちょっと痛いが。イボは塗ってると数日で大きく膨れるが、そのまま塗り続けると猛烈に痒くなってポロリと取れる。
カソーダを使うとピーリングの働きで皮膚がヒリヒリする可能性があるけど、ひまし油に含まれる脂肪酸が痛みを緩和したり炎症を抑えたりといった作用があるので安心して使えます。
さてカソーダを使った方法ですが、それほど難しくはありません。綿棒などで少量のカソーダをイボの上に乗せるだけです!
あとはガーゼや絆創膏などで塗った部分を保護して終わりです。
保護する必要は、成分が首イボの奥深くまで浸透させる、液だれが周りの健康な皮膚に刺激を与えない、日光が当たらないようにするためです。
もし1,2週間試しても首イボが残っているならば、イボに敢えて清潔な針や爪楊枝などで傷を付けてください。
その上にカソーダを乗せて、また様子を観てください。傷を付ける目的は傷口から成分がより浸透させるためです。
イボを取る治療法にはクリニックでのレーザーなども有効ですが、ひまし油で首のイボを取ることができるなら誰にも知られずに自宅で簡単にイボ対策ができそうですね。
ひまし油の独特の臭いに全然気にしない人であれば、イボを取るための手段として試す価値はあるでしょう。
ただ臭いなどで気分が悪くなってしまったら、その場で中断してくださいね。
最後までお読み下さりありがとうございました。
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