ほくろができる原因は何?予防法は?

ほくろができる原因は何?予防法は?

ほくろはなぜできるのでしょうか?
それは皮膚に含まれているメラニン色素が集まってできるからです。肌にシミができてしまうのは嫌ですよね?シミもメラニン色素でできているのです!

ほくろは色素沈着によるもので、医学的には色素性母斑と呼ばれています。ほくろのできる原因は不明な点が多く明確なことは解っていませんが、どうやら遺伝の影響にも深く関わっているそうです。

シャキ!

ここでは、ほくろができる原因についてお伝えします。

スポンサーリンク

 

先天性と後天性のほくろ

あなたのご両親はほくろが多いですか?もし人並み以上に多いのであれば、子供にもほくろが多いかもしれません。

生まれたばかりの赤ちゃんは全くほくろがありませんよね?ということは、成長段階で何らかの原因でほくろができてしまうことが多いのです!大人になると鏡を見る機会が増えるので、その時にほくろの存在に気付く人が多いです。

ほくろができる原因は次のように2つに分類されます。

・先天性
・後天性

先天性によるほくろの場合、思春期の頃までに現れるもので遺伝子が関係しているというものです。後天性の場合、遺伝子とは関係なく何らかの原因によって現れるものです。紫外線もその一つです。

ほくろはメラニン色素が集まってできてしまうわけですが、そのメラニン色素は紫外線から皮膚を守るために生成されるものです。メラニン色素を生成する細胞であるメラノサイトが、何らかの原因によって大量にメラニン色素を生成してしまい、結果的にほくろとなるのです。

日焼けをしすぎると、ほくろになりやすいとよく耳にしますが、それは紫外線から皮膚を守るために大量にメラニン色素が生成されたからなんですね。

メラノサイトという言葉が出てきましたが、これは皮膚にあるメラニン生成細胞のことで、紫外線を浴びると肌の中でメラノサイトが活性化してメラニン色素を作り出します。それがシミや日焼けの元となるわけですね。メラノサイトは皮膚や眼、口腔や食道、足裏などに分布していますが、このメラノサイトが原因で悪性腫瘍ができることもあります。

他にもある!ほくろの原因


遺伝や紫外線の他に、ほくろができる原因が次のようなものもあります。

・日常生活に過重にかかるストレス
・ホルモンバランスの影響
・皮膚へ与える外的刺激や摩擦
・傷によるもの

上記のように、ほくろができるファクターとして挙げられていますが、これらは絶対にほくろができるほどの特定される要因は明確に解明されていないようです。一概には言えませんが、ある原因と別の原因とが複合的に絡み合って、ほくろが形成してしまうようです。

ほくろは誰でもできるものですから、あまり神経質になる必要はありません。

紫外線対策がほくろの予防に!


顔は外気に触れる機会が多いため、紫外線を浴びてほくろの原因となるメラニン色素を沈着させてしまいます。顔にほくろをつけたくないなら、手遅れになる前に紫外線から肌を守ることに徹底する!ことです。

女性の方にとって紫外線は敵でしょう。シミができないように気をつけていることだと思いますが、紫外線は季節に関係なくシャワーのように浴び続けますので肌をきちんと守ってあげることがポイント!

対策としては、感覚的に日焼け予防・防止と同じように行えばいいのです。したがって、日焼け予防グッズ=ほくろ予防グッズを用意しましょう。例えば日焼け止めクリーム、サングラス、日傘など、そんなグッズを使うことによって、ほくろ予防につながります。

日焼け止めクリームについて、商品には「SPF」と「PA」という文字が記入されていますが、この文字をよく理解していないと、後で痛い目に遭うことがあります。買う前に一度、取扱い説明書を読まれてくださいね。SPFやPAなどの強さに加え、大人用子供用、敏感肌用など市販されているので、自分に合ったものを選ぶことが賢明です。

あんなところに!こんなところに!つけてほしくないと思ったら、徹底した紫外線対策を講じることです。紫外線ならば何とか予防できるけど、他にもほくろができやすい原因とされるものもあります。それは同じ箇所へずっと熱が伝わっているような環境、靴の摩擦なども影響して、ほくろが形成してしまうこともあります。だから同じ箇所ばかりに外部刺激を与えていないかも要チェックです!

最後までお読み下さりありがとうございました。
★ブログランキングに参加中!
にほんブログ村 介護ブログ 高齢者福祉・介護へ