オルニチンとウコンのどちらが二日酔いに効果的?
ウコンと聞くと、どんなイメージを思い浮かべますか?コンビニやドラッグストアにウコンドリンクが並べていますよね。
酒を飲む前にウコンを飲み、飲み過ぎでも、翌朝にシャキッ!と二日酔いせずに頭が冴えてることに驚かれた方が多いのでは?その秘密はクルミンという成分にあるのですが、クルクミンが含まれている食材はウコンだけなんだとか!
ウコン独特の黄色い色素があり、カレーやお漬物の色付け、マスタードの黄色い成分にも利用されてきたそうです。たくあんも黄色く見えますよね?黄色い成分の正体はクルクミンだったのです。ただの色付けのためのウコンだと思ったら、大間違いですよ?
またウコンには、二日酔い防止に効果的であるとよく耳にします。オルニチンも二日酔い防止に良いとされる成分なのですが、ウコンとどう違うのでしょうか?どちらに軍配が上がると思いますか?
ここでは、両者の違いとウコンならではの効果など説明しています。
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オルニチンはウコンとどう違うの?
オルニチン
オルニチンは二日酔いの解消や疲労回復の効果があります。肝臓でアンモニアの代謝を促すため、肝機能の解毒作用の補助を行う役割を果たします。その解毒作用をオルニチンサイクルと呼ばれ、二日酔いの原因であるアセトアルデヒドをオルニチンサイクルが解毒し肝臓を守ってくれます。
エネルギー産生の促進も行うため疲労の蓄積を防ぐことができます。オルニチンは言わば肝臓の守り役ですね。
ウコン
ウコンにはクルクミンという成分を含み、それが肝臓の働きを補助してくれます。肝臓でアルコールを分解するだけでなく、胆汁の分泌を促進し肝臓の機能を助けることもできるのです。ウコンの摂取により胆汁の分泌を活性化させて、アルコールの分解を1.5倍に早めてくれると言うのです!
したがって、ウコンはアルコールと一緒に体内に入ると吸収効率がアップするので、お酒を飲む前にウコンを摂れば翌日にアルコールが体内に残らず二日酔になりにくいのです。しかも胆汁の分泌が促進されると肝臓の働きがよくなり、皮膚ガンや肺ガンを始めとするガンの予防にも効果が期待できるようです。
このように、ウコンもオルニチンも肝臓をサポートする働きがあることから二日酔いに効果があります。役割は違いますが、効果は基本的に同じと考えていいかもしれません。ただウコンには独特の味があるため、苦手な人はシジミ成分であるオルニチンの方を選ぶ人が多いようです。結局、好みによりますね。
二日酔いを防止される際に、ウコンまたはオルニチンに頼ってみてはいかがでしょうか?
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ウコンならではの効果とは?
ウコンには肝臓に働きかける以外にも、活性酸素を取り除く働きまであります。活性酸素とは生活習慣病や老化の原因になる身体の中にある物質なのですが、ウコンを摂取すると身体の若々しさを維持することもできるのです!
要するに、アンチエイジング効果が期待でき、女性の間でも注目されているのです。現に、ウコンの成分に注目して開発した化粧品やソープなどが存在します。
NF-κB(エヌエフ・カッパー・ビー)というタンパク質複合体があるのですが、これは細胞や免疫の機能を整えるのに必要不可欠な物です。ですが、紫外線やウイルスの影響を受けると、NF-κBが異常に活性化しメラニン色素が増えて肌にシミやくすみが出てきます。
このNF-κBが肌に悪さをするのを回避するのに、クルクミンの摂取が推奨されています。クルクミンにはNF-κBの作用を抑える効果があるので、メラニン色素の増加を防止するのに役立つようですよ。
ちなみにアンチエイジング効果が高いのは、クルクミンが多く含有されている秋ウコンがオススメです。秋ウコンが老化の原因となる活性酸素に直接作用して無毒化する力を持っていますので、秋ウコンを摂取していきましょう。
ウコンが口臭予防に?
クルクミンには身体に嬉しい機能が数多く備わっていることが分かっています。アメリカの学会では、ウコンは人体に有害な細菌を殺菌し、身体の酸化を防いでガン予防につながる、という発表内容があったようです。ウコンには抗酸化作用、抗炎症作用がありますからね。
最近注目を集めているのは、口臭予防に効果的であること!クルクミンは肝臓の働きを良くする働きがあるため、肝機能の低下によって引き起こされる口臭を予防できるというわけです。
また抗炎症作用があることから、胃炎や呼吸器系の炎症が原因で起こる口臭予防にも効果的と言われています。
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