復習 アルツハイマー型認知症見られる症状
みなさん、こんばんは。崖っぷちのOT林です(@tyahan56)
今日はアルツハイマー型認知症の症状や問題行動など、復習しました。
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症状は2つ!
アルツハイマー型認知症が起こす症状には大きく2つに分類。
中核症状(脳の機能低下が原因)
・記憶障害
・実行機能障害
・失語
・失認
・失行
↓
周辺症状(中核症状により二次的に引き起こす)
・妄想、幻覚
・睡眠障害、リズム障害
・食行動障害
・徘徊
・暴言、暴力、攻撃性
・抑うつ、不安、焦燥
治療法
薬物療法と非薬物療法があるが、両方使ったほうがいい!
薬物療法の効果を引き出すには、非薬物療法(回想法やリハビリなど)と組み合わせることが大切。
・本人
・ご家族
・環境
これらの3つの要素をワンセットとしてアプローチを心がける!
ご家族:認知症という病気を正しく理解しているか?
環境:本人とご家族が生活する環境へのアプローチをし、本人だけでなくご家族の安全や過ごしやすさに配慮した生活環境の整備を!
さいごに
アルツハイマー型認知症に限らず脳血管性認知症もそうですが、BPSDへの減少させるカギはパーソンセンタードケアにあると思います。
パーソンセンタードケアとは、認知症を持つ人を一人の人として尊重し、その人の立場の気持ちになって考え個人性ケアを行うことをいいます。
薬物療法が主だった認知症の人に対しパーソンセンタードケアを行うことで、精神症状を悪化させずに向精神薬投与を減少させることができたと事例があります。
なぜ精神症状を引き起こすのか?その原因を探る姿勢を持つことが大切でしょう。
例えば広い空間はかえって精神症状を引き起こすことがあります。ケアがしやすい環境を作る、例えばグループホームのような小規模空間にする。そのような空間で家庭的個別ケア、つまりパーソンセンタードケアを意識しやすくなるので、それがBPSD緩和につながるわけですね。
最後までお読み下さりありがとうございました。
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