認知症になりやすい生活
みなさん、こんばんは。崖っぷちのOT林です(@tyahan56)
MCIとは、認知症と診断される前段階を言います。
もう、今となってはMCIという言葉は普及してきましたね。早期段階にMCIが分かれば、認知症の発症を予防できる可能性があるとされています。
高齢になると誰でもMCIや認知症になりなるリスクがあるわけですが、その発症と進行には加齢以外の要因があり、その一つに認知症になりやすい生活があります。
※浦上克哉先生「MCIのうちに見つければ、認知症は予防できるvol.15」より参照。
今日は、認知症になりやすい生活について勉強しました。
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認知症になりやすい生活
テキパキこなしていた人が物忘れや失敗を繰り返すようになったら、若年性認知症を疑ってみる。
アルツハイマー型認知症の場合、頭を使わず、運動もせず、ただ部屋でゴロゴロと過ごしているような人は発症リスクが高まる。
変化や刺激に乏しい生活は、脳の神経細胞をあまり使わない。
使われない神経細胞は死んでいくのだが、アルツハイマー型の原因物質が脳に溜まると、さらに大量の神経細胞が死ぬようになり、MCI、認知症へと悪化してしまうことがある。
普段から脳を適度に刺激を与え神経細胞を活性化させることが大切。
一方で、ストレスの多い生活も脳の神経細胞の過労死を招くこともある!
自分の生活スタイルを振り返ってみよう!認知症の徴候チェック9!
こんな生活が認知症を招くかもしれません。
浦上先生は以前と比べて変化したと思われる項目が、もし3つ以上あったら要注意のようです。
- テレビをぼんやり見たり、長く昼寝したりして過ごす日が多い!
- 日々の予定や約束がなく、日付や曜日に無頓着!
- あまり外出せず、出かけても通いなれた場所にしか行かない!
- やりたいことや熱中できる趣味がない!
- 家族や友人との会話が少ない!
- 運動する習慣ない!
- 食事に品目が少なく、栄養のバランスが悪い!
- 高血圧症や脂質異常症、糖尿病などの生活習慣病の治療が適切にできていない!
- ストレスが多く、心休まる日がない!
いかがでしたか?
これらの危険因子が重複すると認知症発症リスクが↑
普段使わない脳の神経細胞を意識的に使うことがMCI、認知症の予防になるわけですな。
★浦上先生著のテキストがたくさんありますが、なかでも分かりやすいのが↓です。自分で予防したい、家族側が支援したい方にオススメです。
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