物忘れは認知症?
みなさん、こんばんは。
崖っぷちの難聴OTの林です。

私事で恐縮ですが、去る11月23日の夜中の1時15分に、私の大好きな祖母が亡くなりました。23日の早朝、母親から連絡を受けたのですが、その日は仕事だったため出勤しました。さすがに精神的にダメージが大きく、落ち着いて仕事に精を出せませんでした。翌日に祖母の故郷である島根に帰り、火葬に出す前に死に顔を見ました。安らかな死に顔だったので、目のまぶたに焼き付けるようにじっと見ました。ホント、安らかな死に顔で良かった。

火葬に出す時はさすがに泣くのをこらえるのは無理で、身に任せて泣きました。人間は感情に生きる生き物ですからね。

通夜、葬儀を終え、本日、島根から戻ってきました。
祖父、叔父さん、そして、祖母と相次いで亡くなりました。不幸が続きましたが、それも避けられない運命。今、自分にできることは家族を大切にし悔いのない人生を送ること。それが3人への一番の供養かなと思います。

おばあちゃん、本当にありがとう。祖父と叔父さんと一緒に安らかに眠ってくださいね。

さて、本題です。
軽度認知障害(MCI)という言葉が普及してきました。加齢にともなって、認知機能は徐々に低下していくのですが、高齢者の多くは記憶力以外の認知機能は障害されません。
いわゆる「物忘れ」がひどくなったということですね。ところで、物忘れがひどくなった場合、それは認知症の一つの症状でしょうか?

ここでは、物忘れと認知症の違いと、軽度認知障害が認知症に移行する確率についてお伝えします。

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物忘れと認知症の違い


物忘れがひどくても問題なく、日常生活を普通に送ることは可能です。物忘れと認知症の違いを簡単に言うと、次のようになります。

物忘れ朝食のメニューが忘れた!
認知症朝食を食べていたことを忘れた!

 
朝食を食べたことは間違いないけど、メニューは覚えてないというのは単なる物忘れ。認知症の場合は、朝食を食べていたことを完全に記憶されていないという両者の違いがあります。

物忘れでも普段の生活を送れるのですが、問題なのは今後のこと。記憶力低下が著明な高齢者の多くは、将来的に認知症へと移行しやすいことが分かっています。

 

軽度認知障害の診断基準

軽度認知障害の診断基準
軽度認知障害と診断された方は、記憶力の低下を認めますが、まだ認知症とは呼べない認知症の前段階にあるということになります。軽度認知障害は認知症予備軍と捉えると分かりやすいでしょう。
認知症に進行しやすい高齢者を早期発見するために、軽度認知障害という概念が提唱され診断基準も設けられました。

軽度認知障害の定義には、次の軽度認知障害の診断基準を示しています。

1.認知症または正常のいずれでもないこと。
2.客観的な認知症があり、同時に客観的な認知機能の経時的低下、または、主観的な低下の自己報告あるいは情報提供者による報告があること。
3.日常生活能力は維持されており、かつ、複雑な手段的機能は正常か、障害があっても最少であること。

 
診断基準に難しいことを書かれてありますが、もっと簡単に説明すると次のようになります。

①本人や家族からの物忘れの訴えが多い。
②年齢相応の物忘れだが、認知症とはいえない。
③基本的に普段の生活を送れる。
④全般的な認知機能は保たれている。

 
もし自分が認知症予備軍であっても、将来、認知症になる確率が高いと言われているので安心できません!認知症に移行する確率についてのデータがありますので、ご覧ください。

一般人の認知症への移行…年間1~2%
軽度認知障害のグループ…年間10~15%

軽度認知障害のグループは4年後になると約半数、6年後では約80%とアルツハイマー型認知症などの認知症と診断されることが多いようです。

このように認知症に移行しやすい軽度認知障害であるわけですが、実は、脳内にアミロイドβたんぱく質が沈着し脳実質の変化をすでに起こしている場合もあるとされています。このアミロイドβたんぱく質というのは、脳内にシミのような老人斑が大量に蓄積されることで脳細胞を死滅させ、アルツハイマー型認知症を引き起こす異常なたんぱく質なのです。
 

まとめ

物忘れと認知症は違う。物忘れは一部記憶されており、手がかりを与えれば思い出す、認知症の場合は、完全に記憶されておらず、手がかりを与えても思い出せない。
物忘れがひどくても普段の生活は送れるが、問題は今後。記憶力低下の著しい人がいずれは認知症への移行する確率が高い。認知症の前段階である軽度認知障害が6年後、約80%とアルツハイマー型認知症と診断されることが多い。

認知症に進行しやすい人を発見するための「軽度認知障害の診断基準」を参考にし、認知症への移行する確率を低くしていくことが大切。

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