バイザーにベストなポジショニングを確保して好印象を与えよう!

バイザーにベストなポジショニングを確保して好印象を与えよう!

みなさん、こんばんは。崖っぷちのOT林です(@tyahan56)

オリエンテーションやフィードバックなど、バイザーとお話しする時にできるだけ好印象を与えたいモノですよね?

人間というのは、初めて会った最初の4分間で相手の印象を作り上げてしまうそうです。

だから、第一印象は大切というわけです。

シャキ!

ここでは、バイザーに好印象を与えるポジショニングについてお伝えします。

スポンサーリンク

 

バイザーに好印象を与えるポジショニング


山根寛著の「精神障害と作業療法」の中にある「面接の物理的要素」について、こう述べています。

通常は90°からやや斜めになったくらいがあまりかしこまらず自然な感じで話せる。
~中略~
視線の位置は自ずと相手との上下関係を作りやすい。通常は相手と視線が同じ高さになるようにする、またお互いの物理的距離は心理的な距離にも関連し、通常はお互いの顔と手が自然に見えるくらい、また少し顔を動かせばほぼ全身が楽に見えるくらいの距離が適切である。

とされています。

一度、授業で学んだことがあるかと思いますが、対象者との面談する時に重要なポイントですので基本中のキホンだと思います。

バイザーとのコンタクトでも活かせるでしょう。

でも、「通常は90°からやや斜めになったくらい」って、対象者から見て右なのか?左なのか?書かれてありません。

どっちも一緒じゃないの?と聞こえてきそうですが、それが違うのです!

例えば、2人の人が並んで歩いたり座っているとしましょう。
いつも自分が相手の右側にいるとしたら、それは自分にとって「しっくり」するからです。
逆に反対側にいるとなると、「しっくりこない」と違和感を覚えてしまいます。

例)2人の人が並んで歩いている時、自分は相手の右?左?どっちが多い?

〇:「自分」 ◆:「相手」
 ◆    〇
 ↑相手  ↑自分
→この場合、自分にとって”しっくりする
 
 〇    ◆
 ↑自分  ↑相手
→この場合、自分にとって”しっくりこない

 

なぜ自分が相手の左側にいると、しっくりこないのでしょうか?
それは自分の右半身が身体的に鈍く、心理的にも自分の右側から来るものは警戒心が強くなるからなんです。

自分の左半身の方は活発な傾向があるので相手が自分の左側にいてもらったほうが心理的に安心感が生まれ、しっくりするのです。

ちなみに私はMeタイプですが、経験上、確かに相手が左側にいることが多いです。
もし相手が自分の右側にいたら、自分が相手の右側に位置するように、さりげなくスッと移動したりします。

※自分はWeタイプか?Meタイプか?↓

※相手のタイプを見極めるには?↓

次のように、バイザーのタイプ別にベストなポジショニングを確保して好印象を与えましょう。

もし、バイザーが…、
Weタイプなら→バイザーの右手側に。

Meタイプなら→バイザーの左手側に。

バイザーの立つ&座る位置を確認して、タイプ別にどちら側からのアプローチをしてみましょう!!

自分の担当するケースにも、タイプ別にアプローチしてみるのもいいですね。


最後までお読み下さりありがとうございました。
★ブログランキングに参加中!
にほんブログ村 介護ブログ 高齢者福祉・介護へ