認知症の徴候?オフィスワークで気付くMCI
みなさん、こんばんは。崖っぷちのOT林です(@tyahan56)
MCIとは、認知症と診断される前段階を言います。もう、今となってはMCIという言葉は普及してきましたね。早期段階にMCIが分かれば、認知症の発症を予防できる可能性があるとされています。
※浦上克哉先生「MCIのうちに見つければ、認知症は予防できるvol.4」より参照。
今日は、オフィスワークにおいて気付く認知症の徴候について勉強しました。
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オフィスワークにおいて気付くMCI
浦上克哉先生(医学博士、日本認知症予防学会理事長)の話によると…、
仕事では、専門知識や技術、迅速な対応や判断が求められ、第三者にチェックされやすい。以前できていた仕事ができなくなってくると、自分だけでなく周囲の人も気づくこともある。
仕事をする上で、こんなことはありませんか?
浦上先生は以前と比べて変化したと思われる項目が、もし3つ以上あったら要注意のようです。
オフィスワークで気付く認知症の徴候チェック10!
- ネクタイがうまく結べなくなった。
- 必要な書類や資料を探し回ることが増えた。
- 仕事で会った人の名前を思い出せなくなった。
- 同じ質問をしたり、何度も確認することが増えた。(言われるようになった)
- 仕事モードへの切り替えをつらく感じるようになった。
- 以前は30分でできた仕事が倍以上かかるようになった。
- 「お疲れのようですね」と言われることが増えた。
- 複雑な状況下での判断を即決できなくなった。
- 計算能力が落ちた。
- 新しく導入した機器やソフトの使用法を覚える気がしなくなった。
いかがでしたか?
最近はipad(タブレット)でカルテなどの情報を共有するために導入している事業が増えてきましたね。特に訪問看護や訪問リハビリにおいてはiPadを取り入れているところが多いようですよ。タブレットの扱い方に疎い看護師さんが嘆いておりました笑
さいごに
身近な人や同僚がMCIの疑いがあるからといって、本人を退職させるのは酷かなと思います。確かに周囲の人に迷惑をかけるかもしれませんが、できることがまだたくさんあるはずでしょう。
逆に、MCIのうちに気がついて早期段階からMCI対策を取れば、認知症の発症を食い止めるのに絶好の機会とも言えると思います。
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