ぽっこりお腹をなんとかしたい!体重を何キロ減らしたいか?
みなさん、こんばんは。崖っぷちのOT林です(@tyahan56)
ぽっこりお腹を解消するためのエクササイズをこれから始めると思いますが、その前に確認してほしいことがあります。
体重を何キロ減らしたらいいのか?
ぽっこりお腹を解消するためのエクササイズを始める前に、まずは目標体重の設定を。
BMI(ボディマス指数:Body Mass Index)で、あなたの現在の肥満度をチェックしましょう。
BMIとは、体重と身長の関係から算出したヒトの肥満度を表す数値です。
ここでは、肥満度のチェックと目標体重の決め方についてお伝えします。
スポンサーリンク
あなたの肥満度はいくつ?
BMIの算出方法は、体重(kg)を身長(m)の2乗で割って算出します。
BMI指数=体重(kg) ÷ ( 身長m × 身長m )
例)Aさんの体重が85kgで身長が175cmの場合
・身長1.75(m)を2乗にする→1.75×1.75=3.0625
・85(kg)で3.0625を割る→85÷3.0625=27.7(小数点第二位は四捨五入します)
→したがってBMI指数が<27.7>となる。
試しにご自身のBMIを算出しましょう!算出した数値が以下の判定にどれが該当するのかをご確認ください。
判定 | やせ気味 | 標準 | やや肥満 | 肥満 | 太り過ぎ |
---|---|---|---|---|---|
BMI指数 |
18.5未満 |
18.5~25 |
25~30 |
30~35 |
35以上 |
BMI指数が27.7だとすると、<やや肥満>ということになります。
日本肥満学会では、BMIは22が標準で病気になるリスクが少ないという理想的な数値です。
BMIが25以上の時は<肥満>で、BMIが18以下の時は<やせ>です。
BMIの数値が高いほど、将来、高脂血症や高血圧、糖尿病など生活習慣病になる確率があがります。
※自分の腹囲を調べるにはどうしたらいいか?次の記事をご参照ください↓
あなたの理想体重は?
では、あなたの理想体重はどのように計算すればいいのでしょうか?
理想体重の算出方法は、22を身長(m)の2乗で掛けて算出します。
理想体重(kg)=22× ( 身長m × 身長m )
なぜ22なのか?
それはBMI上の22が病気になるリスクが少なく理想的な数値なので、22で計算するからです。
例)Aさんの体重が85kgで身長が175cmの場合
・身長1.75(m)を2乗にする→1.75×1.75=3.0625
・22×3.0625=67.3(kg)
→したがって、理想的な体重が<67.3>kgとなります。
これで、ぽっこりお腹を解消するための目標体重が決まりました。
つまりAさんの現在の体重が85kgですので、理想的な体重である67.3kgを引いて約17.7kg減量を目指せばいいわけですね。
BMIが標準範囲で見た目的にほっそりした体でも隠れ肥満の可能性があります。
できることなら、BMIと併せて体脂肪率を把握しておきましょう。仮に体脂肪率が25%(男性の場合)を超えると肥満とされます。
BMIで肥満度をチェックし、自分の置かれている状況を事前に把握し、標準値であるBMI値18.5~25を目標にぽっこりお腹やメタボ解消のためのエクササイズを行いましょう。
スポンサーリンク
週23エクササイズで解消!
内臓脂肪や皮下脂肪でできてしまったぽっこりお腹を解消するためには、日頃から運動する習慣を嫌でも身につけておくことです。
そのためには、ある指標を参考にするといいでしょう。
この運動に必要な指標を把握しておくことで、ぽっこりお腹やメタボリックシンドロームの解消・改善につながります。
厚生労働省が制定した【健康づくりのための運動指針】は、メタボリックシンドロームをはじめとする生活習慣病発症を予防するために、自分の体やライフスタイルに合った運動習慣を身につけるためのガイドです。
※健康づくりのための運動指針
このガイドには、週に23エクササイズ以上の活発な身体活動を行い、そのうち4エクササイズ以上は活発な運動を行なうことを目標としています。
メッツとエクササイズ
METs(メッツ)
身体活動の「強度」を表す単位。
例)
・1メッツ=座って安静にしている状態。
・3メッツ=通常歩行。
エクササイズ
身体活動の「量」を表す単位。
エクササイズ=身体活動の強度(メッツ)×実施時間(時)
・3メッツの身体活動を1時間実施した場合、3メッツ×1時間=3エクササイズ
・6メッツの身体活動を30分実施した場合、6メッツ×0.5時間で3エクササイズ
例)
エクササイズはメッツ×時間で計算するので、身体活動が強度であればあるほど短時間で多くのエクササイズとなります。
週23エクササイズ
週23エクササイズというのは、1週間に23エクササイズ以上の活発な身体活動をし、そのうちの4エクササイズ以上は活発な運動をすることを推奨しています。
例)
通常歩行3メッツをを毎日1時間行えば、1週間で21エクササイズになります。
しかし23エクササイズに達成していないため、残りの2エクササイズを加算しなくてはなりません。
3~4メッツ以上の強度のある身体活動・運動を1日60分、1週間に23エクササイズ以上行うことが望ましいのです。
この23エクササイズのうち4エクササイズは、普段の生活で動く運動ではなく、ジョギングやエアロビクスなどのスポーツ的な要素の含む運動をすることが大切です。
この23エクササイズが厚生労働省が推奨している1週間の運動量で、メタボ対策や健康のための目安となるわけです。
メタボやメタボ予備軍の方は、積極的な運動を23のうち10エクササイズを取り入れるのが理想です。
自分の体やライフスタイルに合った運動や家事を組み合わせて1週間で合計23エクササイズ以上達成を目指して計画を立ててみましょう。
算出するのは3メッツ以上の運動です。楽な運動はメタボリックシンドローム予防に効くほどのメッツではないので算出できません。
1週間23エクササイズを適切に行うと、消費エネルギーが増加し身体機能が活性化しますので、内臓脂肪が減少しやすくなります。
結果的に、血糖値や脂質異常、高血圧が改善されて生活習慣病の予防にもつながります。
最後までお読み下さりありがとうございました。
★ブログランキングに参加中!