車椅子のサイドガードは何のため? 車椅子の部位の名称を全部言える?

車椅子のサイドガードは何のため? 車椅子の部位の名称を全部言える?

みなさん、こんばんは。崖っぷちのOT林です(@tyahan56)

4月から新人スタッフが増えてきますね!
新人セラピストに限らず、介護福祉系に携わる新人スタッフもそうですが、車椅子の部位の名称をすべて言えますか?

先輩スタッフや利用者、家族に「ここ、何という名前ですか?」と聞かれても、テキパキと答えるようにしたいものです。
名称だけでなく、その役割と目的も説明できると、なお、goodです!

ハヤシ喜ぶ

ここでは、車椅子の種類と部位の名称についてお伝えします。

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駆動タイプの種類

①手動
・前・後輪駆動式→標準型である後輪式が一般に広く用いられている。
・片手駆動式
・手動チェーン式→最近、見かけないかも?
・介助式→介助者が扱いやすいように後輪を小さくして軽量化している。
②電動

姿勢変換式のタイプ
①固定式
②リクライニング式
③リフト式→座面シートが昇降する。床への移乗や作業空間の拡大に用いられる。
④スタンド・アップ→対麻痺者を対象。

用途によるタイプ

①移動用
②作業用
③スポーツ用
④介助用

いろんなタイプの車椅子があるんですねぇ。
どの車椅子でも安定した座位保持が取れているか?目的に合った機能を有しているか?体格に合ったサイズなのか?をチェックすることが大切ですね。

車椅子の部位の名称

ところで、車椅子各部の名称をすべて言えますか?


出典:https://www.scrio.co.jp/fukusi-yougu/yougu_post-18/

介助者に「フットサポートに足を乗せるように介助しててください」と伝えても、その人は怪訝な顔をされながら、「それ、どこですか?」と聞かれ、「え?ウソやろ~?」と心の中では叫びましたよ。

レッグサポートもどの部分なのか分からないスタッフもいました。

かつては「フットレスト」「アームレスト」「バックレスト」のレストという言葉を使われていましたが、最近では、レストの代わりにサポートという言葉が普及してきました。
レストは休憩とか休息という意味で使われているのですが、車椅子の目的は休むためにあるものではありません。

サポートは支持・支援するという意味ですから、車椅子使用者の自立をサポートする意味として使うものだと思います。
自立支援がキーワードですからね。

ところで、サイドガード(がわあて)は何のためにあるのか分かりますか?
それは衣類が車輪に巻き込まれないためにあります。

各部の名称と役割を知っておくと、シーティングの際に何かと便利ですし、介助者や利用者に操作方法を説明する時も必要な知識です。


最後までお読み下さりありがとうございました。
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