認知症ケア指導管理士の役割その④ 家族介護者の健康管理と心理的サポート

認知症ケア指導管理士の役割その④ 家族介護者の健康管理と心理的サポート

みなさん、こんばんは。崖っぷちのOT林です(@tyahan56)

今日も認知症ケア指導管理士の7つの役割のうち、⑥家族介護者の健康管理と心理的サポートと⑦社会資源の活用について簡潔に説明していこうと思います。
※認知症ケア指導管理士の詳細はこちらへ。

シャキ!

ここでは、認知症ケア指導管理士の役割その④についてお伝えします。

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認知症ケア指導管理士の役割って?

求められている役割には、次の7点あります。

認知症ケア指導管理士の役割①アドボケイトの宣言
②インフォームドコンセント
③生活能力の客観的評価
④BPSDへの対応
⑤介護環境の調整
⑥家族介護者の健康管理と心理的サポート
⑦社会資源の活用

認知症ケア指導管理士として、認知症ケアの理念である①尊厳の保持②その人らしさ③認知症の人を中心とした生活(生活主体)④エンパワメントといった理念を踏まえた上、認知症の人中心の生活の継続を支援していくことが求められているということになります。

家族介護者の健康管理と心理的サポート

ここでは、家族介護者の健康管理と心理的サポートについて簡潔に説明します。
24時間365日介護する人は、時間的束縛や健康問題から、ストレスがひどくなり、認知症の人への虐待へと発展することもあります。

※参照記事※家族介護の現状と家族介護の4つの負担とは?↓

※参照記事※家族介護者へのメンタルサポート↓

社会資源の活用

ここでは、社会資源の活用について簡潔に説明します。
家族介護者の負担を軽減するためには、地域を基盤としたサポート体制を活用することが大切。

代表的なものでは…、

①フォーマルサポート(公的なサービス)
地域包括支援センターや社会福祉協議会、サービス事業所など。
②インフォーマルサポート(非公式なサービス)
民間の配食サービス、知人、友人、隣人、ボランティア、民生委員など。

介護保険の公的サポートだけでは、十分に満たせない部分があります。
例えば買い物に行くことが困難な人は介護保険制度の訪問介護を利用できますが、近所に無料配達サービスがあれば利用したりボランティアの人に買い物をお願いできる場合もあります。

支援する人はフォーマルとインフォーマルの社会資源を有効に活用して、本人の望む生活ができるよう支援していく視点を持つことが大切です。


最後までお読み下さりありがとうございました。
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