![食事中に居眠りしていたら、どうする?](https://taa-ot.com/wp-content/uploads/2017/08/dementiakaijyo10.jpg)
食事中に居眠りしていたら、どうする?
みなさん、こんばんは。崖っぷちのOT林です(@tyahan56)
さて、前回の記事「ムセることによる摂食中断!」を紹介しました。
今回も食事介助の場面で見られる15個の細かな場面においての摂食困難に対する食事環境作りを1つずつお伝えします。
※STから頂いた資料を参照。大変勉強になる資料内容なので、ここに紹介します。ぜひ現場で介助法をトライしてみてください。
食事介助の場面でこんな時、どうしてる?
食事介助の時に、以下のようなケースを見たことありませんか?
②食器やスプーンに触れるけど、摂食動作までには至っていない!
③食器を並び替えたりして、摂食動作までには至っていない!
④食介時、「口を開けて!」「あーん、して!」と声かけても口を開けてくれない!
⑤口に食物を溜め込んで飲み込まない!
⑥食事以外の刺激に注意が向いて摂食中断が多い!
⑦食事が途中だが食事の場から立ち去る!
⑧食器を手から離した後、再び食べようとしない!
⑨ムセることによる摂食中断!
⑩食事中、居眠り発見!
今回は、「⑩食事中、居眠り発見!」に対しての食事環境づくりをお伝えします。
食事中に居眠りするのは?
食事中、居眠りをする!というケースに対し、考えられることは何か?
睡眠覚醒リズムの乱れかも?
食事中に居眠りさせない時の食事環境づくりは?
では、食事環境づくりをどのようにしたらいいと思いますか?
資料(引用元不明)によれば、次のようになります。
・睡眠覚醒リズムを整えたり、食事時間帯を検討する!
昼夜逆転にならない、また服用薬もついでに確認するといいですね。
睡眠不足が認知症に?
睡眠不足が原因で、食事が取れていない高齢者が多いですよね?
ところで、あなたは睡眠をしっかりと確保されていますか?私は少なくとも7時間は睡眠を取るようにしています!
「年々、平均睡眠時間が少なくなってきている」ことに警鐘をならす医学者たちがいます。人にとって睡眠時間がいかに大切かを説明する根拠にしているわけです。
昔では8時間睡眠は必須だったようですが、現在は栄養状態もよく6時間も寝れば十分という人もいます。
また寝るにも体力が必要だから、高齢者はそれほど睡眠をとる必要はないという声も聞かれています。
しかし睡眠不足が認知症に影響しているという調査結果は、今では無視できない厳然たる事実となっているのです。
それは、現在の日々の生活の中における膨大な情報量にあります。
日中、私たちは様々な経験や体験を積む中で、膨大な量のデータを脳に送り込んでいます。脳はそのデータを解析し、分析し、分類し、かみ砕いたデータにしなくてはいけません。
その際に、脳には不要な老廃物が溜まっていきます。
身体にも同様に日々の活動や運動によって老廃物が溜まっていきますから、それらをひっくるめて片付けるために睡眠が必要なのです。
そう考えると睡眠時間を十分に確保していないと脳は老廃物を処理できずに溜まっていくことになるのです。
睡眠不足が認知症の原因になることは科学的に明快に立証されているわけではないけど、いずれにせよ睡眠をきちんと確保したいものですね。
ちなみに私の場合は、仕事帰りに駅まで約30分間ウォーキングしています。
疲れた脳を癒やすために無心になって歩いて帰ります。そうすると家に着いた頃は脳スッキリで、引き続き、自宅でのデスクワークが続けられるわけです。